女性の皆さんの中にはヒップアップをしたいと考えている方は多くいらっしゃいますよね。
年齢とともにお尻が垂れてきてみっともない、恥ずかしい、パンツのシルエットが見にくい。
など日常生活で見た目や美を意識する女性の皆さんにとっては深刻な悩みの一つですよね。
しかしヒップアップも簡単なストレッチで改善できるのです。
ストレッチで改善するの~?と疑問に思う方もいらっしゃいます。しかし今回説明するメカニズムを知れば簡単にヒップアップするイメージがつくと思います。
まずは今日からできるヒップアップストレッチをマスターしてきれいなお尻を作り上げましょう。
お尻が垂れる姿勢とストレッチ
お尻が垂れる姿勢とストレッチについて。
まずはお尻が垂れてしまう理由を2つ紹介します。
筋力不足によって垂れる
まずオーソドックスな原因の一つとしてお尻の筋力低下があります。
筋肉は加齢とともに減ります。また日頃から同じ姿勢でいることでも筋肉は低下します。
本来筋肉の性質は伸びる、縮むもの。しかし同じ姿勢でいるということはこの性質を活かすことなく伸びたまま、あるいは縮んだまま。のどちらかになるということですね。
これでは筋肉低下は時間の問題。
筋肉は使えば使うほど鍛えられるので、少しでも日々の生活の中で階段を使うことや、座ってばかりいる人は立ってみたりと工夫が必要です。
効果的な方法として筋力トレーニングもありますが、苦手意識のあるかたも多いですね。だからまず最初にストレッチから始めてみるのがいいですね。
姿勢の崩れによって垂れる
この3つの姿勢をみてください。
成城、反り腰、骨盤後継の順番に姿勢があります。
皆さんはどの姿勢に当てはまりますか?実はこの中でお尻を垂らす姿勢があります。
それが「骨盤後傾」です。
骨盤後傾は猫背のような姿勢でもありますが、骨盤が後ろに傾くことでお尻が垂れたように見えます。
この骨盤後傾姿勢を改善してあげるだけでもヒップアップ効果になるのです。
つまり筋力不足とは別に、実際には垂れていないはずのお尻が姿勢によって垂れて見えているということが言えるわけですね。
それなのに筋トレを一生懸命したり。それは素晴らしいことですが、根本的に姿勢を改善しないと解決しないということを覚えておきましょう。
もし皆さんの中で骨盤が後傾している猫背姿勢の方がいたらまずはそこを改善するだけでヒップアップ効果が狙えます。
姿勢を改善するストレッチとは?
姿勢を改善するストレッチですが、皆さんはストレッチをやられたことはありますか?
ストレッチは筋肉を伸ばして筋肉を良好な状態にするという目的で行われます。
普段から使っていない筋肉は硬くなり、姿勢のゆがみに発展します。
ゆがみは一度発症すると、連鎖反応のごとく他の筋肉にも影響が出ます。
特に骨盤後傾姿勢に多いのは裏ももの筋肉であるハムストリングスが硬くなることが挙げられます。
もちろんお尻も硬くなっています。
骨盤が後ろに傾けば当然筋肉はギュッと潰されてしまうのですね。
だから今回はこの2つの筋肉のストレッチをすることで姿勢を改善しヒップアップ効果を狙うということです。
ヒップアップ効果になる簡単ストレッチ
ハムストリングスストレッチ
タオルを使ったハムストリングスのストレッチです。
自分の力を使うと力んだりするので効果的なストレッチが行えません。タオルを用いることでより弱い力でてこの原理を使って伸ばすことができるので、持続も継続もしやすいのです。
1 仰向けに寝ます
2 片足にタオルを引っ掛けます
3 膝をまっすぐ伸ばしたままゆっくり足を上げましょう
4 裏ももにストレッチがかかるのでその状態でキープ
5 20秒×3セット行いましょう
ハムストリングスストレッチ②
続いてもハムストリングス(裏もも)のストレッチです。
今回は仰向けで行う方法ではなく、座って行うストレッチ方法です。
どちらが効果的か?と質問を受けることがありますが、ダイレクトに効かせることができるのは仰向けのタオルストレッチです。
ただこちらのストレッチは手軽にできるため皆さんのやりやすいものを選んでください。
1 片足を伸ばして座ります
2 伸ばしている足側のつまさきに向けて両手をグーっと伸ばします
3 裏ももが伸びてきている感覚を感じたらそこで20秒キープ
4 左右それぞれ20秒×2セット行いましょう
お尻のストレッチ
続いてはお尻のストレッチです。
椅子に座って行うためダイレクトにお尻が伸ばされます。特にお尻は人体でも2番目に大きな筋肉ですから柔らかくすることでヒップアップ効果だけでなく、基礎代謝が向上するという効果もあります。
つまり痩せやすい身体を作ることができるのですね。
1 椅子に座ります
2 片足を曲げてもう片足の膝の上に置きます
3 そのままゆっくり身体を前に倒していきましょう
4 するとお尻にストレッチが効いている感覚がでてきます
5 20秒×2セット。反対側も同様に行います
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ヒップアップをするには姿勢をまずは改善することから始まります。
ただやみくもに筋トレをするのではありません。もし姿勢も正常であれば今回紹介したストレッチはあまり効果的ではないかもしれませんので違う方法を考えましょう。
今回は骨盤が後傾している方向けのヒップアップでした。